システムエンジニア管理職の条件

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システムエンジニアは過酷な労働環境での仕事なので、ある程度キャリアを積むと自らのキャリアアップも考慮したうえで、開発の現場から一歩引いた管理職を目指す方も少なくない。管理職とはプログラムを組んで開発をするのはなく、開発チームのスケジュール計画、人員への指示などある程度の規模の人数を管理する業務である。管理職は開発現場を仕切るだけでなく、人事での人材確保、人材育成、社外の企業との交渉やお客様の対応など多岐にわたる。

管理職に向いている人材は、今より収入を上げてキャリアアップを図るという向上心を持った方、または大勢を仕切るリーダーシップを持った方が向いている人材である。また社内・社外問わずあらゆる層の人間とのコミュニケーションが必須の業務なので、コミュニケーション能力に長けた方、人と話すのが好きな方が向いている役職である。

システムエンジニアはプログラミング言語を操作して製品開発を行う専門職で職人としてのカラーが強いため、職人色の強い業務である。そのような職人気質の強い方は、現場での開発から一歩引いた立場である管理職は自分には向いていないと、役職の肩書きがないひとりのシステムエンジニアとしてずっと現場での開発を希望している層も中にいる。システムエンジニア職は、30代の働き盛りを迎えた時期に管理職を目指すか専門職にとどまるか、という岐路に立たされる。自身の気質を客観視してどちらが自分に向いているかを把握する必要がある。